井戸(静岡浅間神社)概要: 静岡浅間神社の井戸は寛文10年(1670)の境内古図で描かれている事から三代将軍徳川家光が静岡浅間神社の社殿を造営した時点で既に存在していたものと推定されています。又、徳川家康が幼少期の今川家の人質時代に当社の境内付近で遊んだり参拝した際には手水として利用したものとも云われています。この井戸水は祭祀に使われる霊水である事から「御神水」と称され疫病退散、延命長寿にも御利益があるとして信仰の対象にもなっていましたが、明治時代以降は空井戸となりました。それが、平成御大典記念事業として上屋建設の井戸の再興が図られ旧観が整えられています。
|
|
|