舞殿(静岡浅間神社)概要: 静岡浅間神社舞殿は江戸時代後期の文政3年(1820)に幕府により造営されたもので、大拝殿の正面に配されています。建築は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、妻入、桁行3間、梁間2間、正面軒唐破風付き、金の金物や立川流の彫刻が随所に施されているものの、彩色がなく回廊内部の境内では唯一素木造りとなっています(静岡浅間神社は初代立川和四郎富棟、二代富昌、三代富重と3代に渡り社殿の彫刻を手がけています)。現在でも舞殿奉納行事や催し物などで利用されています。舞殿は静岡浅間神社の境内を構成する要素として大変貴重な事から昭和46年(1971)に名称「神部神社浅間神社23棟(旧神部神社浅間神社大歳御祖神社24棟)」として国指定重要文化財に指定されています。
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