小沢の湯(熱海温泉)概要: 小沢の湯は静岡県熱海市銀座町に位置しています。熱海七湯の1つで案内板によると「 沢口弥左衛門、藤井文次郎、米倉三左衛門の庭の湯を「平左衛門の湯」と称していました。また、土地の人は小沢にあったので「小沢の湯」とも称しました。「清左衛門の湯」と同様、人が大きな声で呼べば大いに湧き、小さな声で呼べば小さく湧き出たといわれています。」とあります。又、この地に湧き出ている水は丹那トンネル(昭和9年:1934年開通、熱海駅〜函南駅間、当時は日本大二位の長さで熱海温泉の発展に大きく寄与した。)を掘削した際湧き出たものを水源にしている丹那湧水と呼ばれているもので昭和60年(1985)に近代水道百選(当時の厚生省が企画して日本水道新聞社の協力を得て選定された日本の近代化に大きく寄与した水道施設100選)に選定されています。小沢の湯では温泉卵を作る窯もあり多くの人達から利用されています。
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