御殿場市: 大乗寺

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概要・歴史・観光・見所

大乗寺(御殿場市)概要: 廣智山仏心院大乗寺は静岡県御殿場市仁杉に境内を構えている浄土宗の寺院です。大乗寺の創建は文明元年(1469)心蓮社光誉常照上人によって開かれたのが始まりと伝えられ、天正年間(1573〜1592年)に現在地に境内を遷しています。江戸時代は除地として4石8斗8升5合が安堵されています。

元禄年間(1688〜1704年)の地震により本堂が倒壊し明和8年(1771)から天明6年(1786)にかけて棟梁、江戸大工平内大隅の手により建築され立川富昌によって欄間や内陣、外陣の彫刻がなされています。木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺き、平入、桁行8間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。

山門は切妻、銅板葺き、一間一戸、薬医門。境内の整備が整ったのはさらに数十年後といわれています。本尊は当地を開拓した伊野八郎左衛門が寄進した善光寺型の弥陀三尊。境内には小堀遠州の流れを汲む遠州流の庭園や豊臣方の武将杉伊賀守の墓などがあります。山号:廣智山。院号:仏心院。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

大乗寺:写真

重厚な大乗寺山門
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大乗寺山門から見た落ち着きのある境内 真直ぐ伸びる参道の石畳と大乗寺境内に作庭された庭園に植栽と本堂 大乗寺に時を告げる鐘楼と梵鐘、凝った意匠の石燈籠 よく整備された大乗寺庭園


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