御殿場市(歴史)概要: 御殿場市は古くから交通の要衝で律令制の下、東海道の脇道である足柄路が開削され横走駅が設置されました。平安時代に入ると荘園開発が進み1100年頃には伊勢神宮領である大沼鮎沢御厨が成立しました。この地は駿河、甲斐、相模の3国に接する要地だった為、戦国時代に入ると今川氏、武田氏、北条氏との戦場となり当初今川氏が築城した深沢城も北条氏が摂取し元亀元年(1570)には武田信玄によって落城されています。江戸時代に入ると小田原藩に属し、慶応4年(1868)からは駿府藩(静岡藩)の支配となります。天正10年(1582)に武田家が滅ぶと徳川家の支配となり、江戸時代に入ると小田原藩に属し、慶応4年(1868)からは静岡藩に組み込まれました。
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