磐田市: 大見寺

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概要・歴史・観光・見所

大見寺(磐田市)概要: 日照山光明院大見寺は静岡県磐田市見付に境内を構えている浄土宗の寺院です。大見寺の創建は鎌倉時代にまで遡ると云われ、今川氏の支配下では見付端城が築かれ遠江支配の拠点となりました。

永禄12年(1569)に徳川家康が遠江に侵攻すると、その役割は終わりましたが現在でも境内の周囲には土塁の一部が残り往時の名残が見られます。

11代呑誉禿翁は良純親皇(後陽成天皇の第八皇子)の弟子だった人物で、親皇が死去後には分骨賜り境内に供養塔を建立しています。又、江戸時代中期の発明家である浮田幸吉の菩提寺としても知られています。幸吉は岡山で人力飛行を試みその咎で追放刑となり、全国を放浪した後見附に移り住み弘化4年(1847)に90歳で死去し大見寺に葬られたと伝えられています。

大見寺山門は切妻、本瓦葺き、一間一戸、薬医門。本堂は木造平屋建て、寄棟、銅板葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。山号:日照山。院号:光明院。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-磐田市教育委員会文化財課

大見寺:写真

大見寺境内正面に設けられた山門と石造寺号標
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大見寺本堂を右斜め正面から撮影した写真 大見寺本堂を大木越に撮影した画像 大見寺境内に建立されている良純親皇(後陽成天皇の第八皇子)の墓碑と石仏 大見寺の境内にのこされている見付端城の土塁跡を写した画像


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