牧之原市: 釣月院

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概要・歴史・観光・見所
釣月院(牧之原市)概要: 海獄山釣月院は静岡県牧之原市地頭方に境内を構えている曹洞宗の寺院です。釣月院の創建は室町時代の応仁2年(1468)に開かれたのが始まりとされます。明治5年(1872)に学制発布に伴い、明治8年(1875)に現在の牧之原市立地頭方小学校の前身学校が釣月院に設置されています。

現在の本堂は天和2年(1682)に再建され安永2年(1773)に現在地に移築したもので、木造平屋建て、寄棟、銅板葺、平入、桁行9間半、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、正面中央に「海獄山」の山号額、蝦虹梁の錫杖彫、斗きょう、蟇股に室町時代の特徴が継承されています。釣月院本堂は江戸時代初期に建てられた寺院本堂建築の遺構として貴重な事から昭和45年(1970)に静岡県指定文化財(建造物)に指定されています。

寺宝である千体仏は鎌倉時代に製作され843体の像高13cm前後の阿弥陀如来像から構成されるもので貴重な事から牧之原市指定文化財に指定されています。遠州十二支守護仏霊場:未(大日如来)。山号:海獄山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦牟尼。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-静岡県教育委員会・牧之原市教育員会
・ 現地案内板-牧之原市教育員会

釣月院:写真

釣月院
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