善明院(牧之原市)概要: 江上山善明院は静岡県牧之原市須々木に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。善明院の創建は室町時代の康正2年(1456)、天庵和尚(平田寺)によって開かれたのが始まりと伝えられています。境内の「イスノキ・クロガネモチ合着樹」は天庵和尚が手植えされたと伝えられるもので推定樹齢約500年、樹高6.5m、目通り2.5m、枝張り13m、県内を代表するイスノキ・クロガネモチ合着樹として貴重な事から昭和30年(1955)に静岡県指定天然記念物に指定されています。
善明院本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行6間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部の内陣には本尊となる阿弥陀沸像が安置されています。子授、子育てに御利益があるとされる子育地蔵尊が祭られています。山号:江上山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:阿弥陀沸。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-静岡県教育委員会・牧之原市教育員会
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