三島市: 芭蕉碑(蓮馨寺)

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概要・歴史・観光・見所
芭蕉碑(三島市)概要: 蓮馨寺の当時の住職が芭蕉の弟子だったとされ、芭蕉が三島を訪れる際は定宿として利用していたそうです。境内には「芭蕉老翁墓」と「 いさともに穂麦くらはん草枕  はせを 」の句が刻まれている供養塔が建立されています。

君澤山蓮馨寺は静岡県三島市広小路町に境内を構えている浄土宗の寺院です。蓮馨寺の創建は不詳ですが、伝承によると奈良時代に伊豆国分寺の境内に開かれたのが始まりとされます。当初は華厳宗の寺院でしたが、その後真言宗に改宗し、鎌倉時代後期の正応2年(1289)、星蓮者明譽上人により浄土宗の寺院として改宗開山しています。天正18年(1590)の小田原の役で豊臣軍の兵火により大きな被害を受け、その後も火災や災害に巻き込まれ寺宝や記録などを失った為、詳しい詳細は不詳となっています。

日限地蔵は聖徳太子が自ら彫刻したと伝わる古仏で、元々は秘仏として60年毎に御開帳してきましたが、開帳するたび不思議と三島では大火となった為、現在は姿を見る事が出来なくなったとされます。伊豆八十八ヶ所霊場第19番札所(札所本尊:阿弥陀如来・御詠歌:ありがたき 誓いをここに 蓮馨寺 ひらくお花の 御法なりけり)。駿河一国百地蔵霊場第96番札所(札所本尊:日限地蔵・御詠歌:荒とふと法の蓮の花筏 日限て願ふ身こそ安けれ)。山号:君澤山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

芭蕉碑:写真

芭蕉碑
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