堂ヶ島薬師堂(西伊豆町)概要: 堂ヶ島薬師堂の創建は不詳ですが行基菩薩がこの地を訪れた際、阿弥陀、薬師、釈迦の3尊像を自ら彫りこみ安置したのが始まりと伝えられています。文永3年(1266)に臨済宗の寺院として整備され走島山長平寺と称しましたが、天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原の役の兵火により多くの堂宇、寺宝、記録などが焼失し衰退します。文禄3年(1594)、宗元和尚が再興し堂宇を建立した後、鎌倉の仏師伊与を招き釈迦如来坐像・薬師如来坐像・阿弥陀如来座像の3体を刻造させ安置しました。この3体の古仏はいずれも貴重な事から静岡県指定文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(縁起)-堂ヶ島薬師堂
|
|