渡邊家土蔵(静岡市・蒲原宿)概要: 渡邊家は代々屋号「木屋」を掲げる材木問屋で、江戸時代末期には蒲原宿の問屋職を務めていました。現在の土蔵は天保9年(1838)に建てられたもので土造3階建、切妻、桟瓦葺、隅柱が上階にいく毎に狭まる「四方具」という工法を取り入れています。渡邊家土蔵(三階文庫)は江戸時代後期に建てられた数少ない3階建の土蔵建築の遺構として貴重なことから平成13年(2001)に静岡市指定文化財に指定されています。又、所蔵されている古文書も江戸時代の貴重な資料として文化財指定されています。
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