蒲原宿: 旧和泉屋

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蒲原宿(東海道)・旧和泉屋
【 東海道 】東海道は幕府が定めた五街道の1つで、江戸日本橋から京都三条大橋まで53の宿場町が設置されました。江戸と京都を最短距離で結ぶ為、当時の日本の大動脈として多くの人々が利用し、特に西国大名の参勤交代の経路として各宿場町は大いに賑わいました。ただし、街道の経路上には多くの河川が横切っている為、大雨や増水により川止めになる場合が多く日程的に不安定だったとされます。

【 蒲原宿 】蒲原宿は東海道の宿場町として成立した町で、江戸日本橋から数えて15番目にあたります。富士川の河口と太平洋に接した事から古くから交通の要衝として重要視され、鎌倉時代には既に宿場町として整備され戦国時代には徳川家康の蒲原御殿が設けられています。江戸時代には廻船問屋が軒を連ね漁業や製塩業なども発展しました。

【 旧和泉屋 】−和泉屋は蒲原宿の上旅籠を担っていた家柄で、現在の建物は天保年間(1830〜1844年)に建てられたもので数少ない旅籠建築の遺構として貴重な事から国登録有形文化財に登録されています。

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