清水家住宅(掛川市大須賀町)概要: 清水家住宅は案内板によると「 清水家は江戸時代廻船業を営み藩の御用達を勤めるなどして、「八十様にはおよびもないが、せめてなりたや殿様に」と俗謡にも歌われたほど繁栄をみました。屋敷の南に広がる回遊式の庭園も江戸中期に造られたものと言われています。この庭は、湧水を巧みに取り入れて水の豊かさ清らかさに特徴がある名園です。平成3年12月20日「静岡県みずべ百選」に選出されました。」とあります。主屋は木造2階建、切妻、平入、桟瓦葺、2階正面には格子戸、1階正面に下屋庇、入口部唐破風屋根が設えられ懸魚には精緻な鳳凰の彫刻施され格式を感じます。又、正面の飾り瓦には郵便局の〒マークが施されおり清水家が郵便局舎として利用されていたと思われます。
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