八幡神社(湖西市)概要: 八幡神社は静岡県湖西市古見に鎮座している神社です。案内板によると「 本神社は、元は山口宇長峰に鎮座し、現在に移祀せりといひ古は長峰八幡とも称し。又新所女河八幡に対し男河八幡宮とも称し、言伝う。移祀の年代不詳なれども永正4年(1507)再建の軒札を有す、慶長4年伊奈備前守より墨印地賜り、社領御朱印高3石、反別6反を賜り明治12年村社に列格、昭和50年拝殿新築を見る。」とあります。
八幡神社の社宝である鰐口は永禄9年(1566)に信心大苑女が橋本東福寺に寄進し、天正10年(1582)に八幡神社に奉納されたもので、貴重な事から湖西市指定文化財(工芸品)に指定されています。毎年10月第2土・日曜日の例祭で奉納される流鏑馬は古式を伝える行事として貴重な事から名称「古見八幡神社例大祭流鏑馬神事」として平成25年(2013)に湖西市指定無形民俗文化財に指定されています。
八幡神社拝殿は昭和50年(1975)に造営されたもので、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造板張り。本殿は覆い屋内部の為不詳。祭神:品陀和気命、息長足姫命、比売大神。
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