御前崎概要: 御前崎は遠州灘と駿河湾を分ける御前崎半島の先端にあり、静岡県最南端に位置します。岬全体が海抜30mから40mの大地で西側には南遠大砂丘が広がっています。古くから海上交通の要衝とされ江戸時代には現代の燈台である見尾火燈明堂が幕府により設けられ、夜間には火を灯し船舶の安全に尽力し、明治時代には御前崎灯台が後を継いでいます。御前崎は「静岡県立御前崎遠州灘自然公園」に指定されていると同時にアカウミガメの産卵地としても知られ(一定個体数以上の産卵地としては日本最北限)、「御前崎のウミガメおよびその産卵地」として国指定天然記念物に指定されています。
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