楼門(静岡浅間神社)概要: 静岡浅間神社楼門は江戸時代後期の文化13年(1816)に建てられたもので、 入母屋、本瓦形銅板葺、三間一戸、八脚楼門形式、上層部には高欄が回り、細部には精緻な彫刻が施され下層部両脇には随神像が安置されています。特に「水呑の龍」は名工として知られた左甚五郎作と伝えられるもので、安永2年(1773)の火災の際には龍が池の水を飲み社殿に吹きかけ火事を防いだと云われています。楼門は江戸時代後期の楼門建築の遺構で、静岡浅間神社の境内を構成する要素として大変貴重な事から昭和46年(1971)に名称「神部神社浅間神社23棟(旧神部神社浅間神社大歳御祖神社24棟)」として国指定重要文化財に指定されています。
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