総門(静岡浅間神社)概要: 静岡浅間神社総門は江戸時代後期の文化14年(1817)に建てられたもので、木造平屋建て、切妻、本瓦形銅板葺、三間一戸、桁行3間、張間2間、八脚単層門、外壁は朱色で彩られていますが華美な装飾は少なく質実な建物です。形状から神仏習合時代には仏教色の強い仁王像が安置されていたと思われますが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃された際、同じ静岡市内に境内を構え今川家の菩提寺だった臨済寺の山門(楼門)に遷されています。総門(附:棟札1枚、絵図1枚)は静岡浅間神社の境内を構成する要素として大変貴重な事から昭和46年(1971)に名称「神部神社浅間神社23棟(旧神部神社浅間神社大歳御祖神社24棟)」として国指定重要文化財に指定されています。
八脚門を簡単に説明した動画
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