静岡県・行基菩薩:縁の社寺・温泉

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社寺・温泉:一覧

名 称
場 所
内   容
・光明寺・静岡県
・浜松市
・養老元年(717)、行基菩薩が全国を巡錫の折、光明山中で厳しい修行を重ねると摩利支天の神託を受けました。この事を元正天皇に上申すると天皇の勅願寺として創建され、その際、行基は三満虚空蔵菩薩像、摩利支真天像、十一面観世音菩薩像を彫刻し安置したと伝えられています。
・岩水寺・静岡県
・浜松市
・神亀2年(725)、行基菩薩が当地を訪れた際、本尊となる薬師如来像を自ら彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりとされます。又一説には、坂上田村麻呂が東夷東征の為に当地まで進軍した際、天竜川の龍神が姿を変えた玉袖姫との間に生まれた俊光将軍が、行基が彫刻したと伝わる厄除子安地蔵尊像を安置したとも云われています。
・不動寺・静岡県
・浜松市
・聖武天皇の時代に、行基菩薩が全国を巡錫し当地を訪れた際、疫病が蔓延し多くの人々が苦しんでいた事から本尊となる不動明王像を彫刻し一宇を設けて安置し平癒を祈願したのが始まりと伝えられています。
・耕雲寺・静岡県
・沼津市
・奈良時代に全国を巡錫し当地を訪れた行基菩薩は、大岡集落の住民達が困窮に喘いでいるのを見かね、自ら阿弥陀如来像を彫刻しこの地を去っていったと伝えられています。住民達は一宇を設けて本尊として阿弥陀如来像を安置し、その後寺院として整備され耕雲寺となったとされます。
・長谷寺・静岡県
・熱海市
・奈良時代に行基菩薩が巡錫で当地を訪れた際、海岸で霊木を拾い上げ、3躯の観音像を彫刻しその内の1躯を安置したのが当寺の始まりとされます。残りの2躯は奈良の長谷寺、鎌倉の長谷寺に納められたとも云われています。
・法華寺・静岡県
・焼津市
・奈良時代に行基菩薩が訪れた際、開いた駿河国国分尼寺を前身とする寺院です。
普門寺・静岡県
・掛川市
・慶雲元年(704)、文武天皇の勅願により行基菩薩が創建したと伝わる寺院です。戦国時代の兵火による衰微しましたが、横須賀城の城主大須賀康高が大旦那となり豪憲師が再興しています。
・清水寺・静岡県
・藤枝市
・神亀3年(726)、聖武天皇の勅願で行基菩薩により創建されたと伝わる寺院で、その際、行基自ら本尊として千手千眼観音菩薩像を彫刻し安置したと伝えられています。
・鬼岩寺・静岡県
・藤枝市
・神亀3年(726)、行基菩薩が全国を巡錫し当地を訪れた際、仏教を広める為に、自ら聖観世音菩薩像を彫刻し安置したのが始まりとされます。
・谷津温泉・静岡県
・河津町
・谷津温泉は行基が発見したと伝えられています。

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