静岡県・行基菩薩:縁の社寺・温泉

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社寺・温泉:一覧

名 称
場 所
内   容
・霊山寺・静岡県
・静岡市
・天平勝宝元年(749)、行基菩薩が当地を訪れた際、霊木と思われるクスの大木から観音像を7躯彫刻し、その内の1躯を一宇を設けて安置したのが始まりとされす。仁王門は永正13年(1516年)に造営されたもので、静岡県では2番目に古く大変貴重な事から国指定重要文化財に指定されています。
・建穂寺・静岡県
・静岡市
・白鳳13年(662)に法相宗の道昭が開山し、養老7年(723に行基菩薩が再興したと伝えられています。
・龍潭寺・静岡県
・浜松市
・天平5年(733)、行基菩薩によって創建されたと伝わる寺院で、平安時代に当地の土豪だった井伊家の菩提寺としてい庇護されました。戦国時代になると井伊家は徳川家の重臣として活躍し、江戸時代に彦根城(滋賀県彦根市)に移封になると、その城下町にも龍潭寺が創建されています。
・摩訶耶寺・静岡県
・浜松市
・神亀3年(726)、行基菩薩によって創建されたと伝わる寺院で、当初は新達寺と称していましたが、その後、真萱寺、摩訶耶寺と変遷し、平安時代末期に現在地に境内を移しています。不動明王像、千手観音像、阿弥陀如来像の3躯が国指定重要文化財に指定されています。
・東林寺・静岡県
・浜松市
・天平年間(729〜794年)、全国巡錫中の行基菩薩が草庵を設けたのが始まりと伝えられています。戦国時代に徳川家康の兵火により焼失し、江戸時代にも徳川家から冷遇されたとされたそうです。
・善明寺・静岡県
・浜松市
・奈良時代に行基菩薩が全国を巡錫し当地を訪れた際、川岸に流れ着いた霊木から観音像を2躯彫刻し、その内1躯を一宇を設けて安置したのが始まりとされます。もう1躯は法多山尊永寺に納められた為、両像は姉妹観音と呼ばれています。
鴨江寺・静岡県
浜松市
・大宝3年(703)、文武天皇の勅願で芋堀長者が開基となり行基菩薩が創建されたと伝わる寺院です。寺運も隆盛し最盛期には300余坊を擁する大寺院として発展しました。安土桃山時代には信州善光寺の本尊が徳川家康により鴨江寺に移され信仰を集めました。
・西浦観音堂・静岡県
・浜松市
・養老3年(719)、行基菩薩が当地を訪れた際、本尊となる正観世音像と複数の仮面を制作し、一宇を設けて奉じたのが始まりと伝えられています。その後、別当として観音堂の祭祀を司った吉朗が西浦の田楽(国指定重要無形民俗文化財)を始めたとさています。
・秋葉寺・静岡県
・浜松市
・養老2年(718)、行基菩薩により創建された寺院で、秋葉信仰の中心として全国から参拝者が訪れ寺運も隆盛しました。明治時代の神仏分離令と廃仏毀釈運動により秋葉神社と分離し、さらに本尊が可睡齋に移され廃寺に追い込まれ、明治13年(1880)に再興を果たしています。
・大光寺・静岡県
・浜松市
・養老2年(718)、行基菩薩によって創建されたと伝わる寺院で、境内には行基が手植えしたとの伝承が残る杉の大木があり静岡県指定天然記念物に指定されています。

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