浜松市: 鴨江寺

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概要・歴史・観光・見所
鴨江寺(浜松市)概要: 甲江山鴨江寺は静岡県浜松市中区鴨江4丁目に境内を構えている高野山真言宗の寺院です。鴨江寺の創建は大宝3年(703)、文武天皇の勅願により行基菩薩が開いたのが始まりと伝えられています。伝承によると当地の有力者だった芋堀長者が観音堂の造営に尽力したとされ朝廷から許可が下りると一夜の内に用材が曳馬の里に集まったと伝えられ現在でも境内一帯は長者平と呼ばれています。天皇の勅願寺として寺運が隆盛に境内には七堂伽藍が建ち並び最盛期には300余坊を擁しました。平安時代には比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本)と戒壇について争いが絶えず、頼豪阿闍梨(平安時代中期の天台宗の高僧、伊賀守藤原有家の子供)が憤死したとも云われています。その為、僧兵を多く抱え境内は城砦化し、鴨江城とも呼ばれていました。南北朝時代には南朝に属し三岳城の支城(鴨江寺城)として拠点の1つとなりましたが延元4年(1339)北朝側の斯波氏に攻められ落城しています。

天正11年(1583)、徳川家康は信州善光寺(長野県長野市)の本尊である善光寺如来像を鴨江寺に安置したとされ、慶長2年(1597)後陽成天皇の勅願により方広寺(京都府京都市)に移すまで当寺で祀られ、慶長13年(1608)の火災で焼失する以前は桁行7間、梁間7間の壮大な本堂が建立されていました。江戸時代に入ると幕府から庇護され、元和2年(1616)には徳川家康により用材を賜り観音堂が再建されています。太平洋戦争の戦災により多くの堂宇が焼失しましたが昭和22年(1947)に江戸時代末期に建立された医王寺の薬師堂が境内に移築され随時整備されています。山号:甲江山。宗派:高野山真言宗。本尊:聖観世音菩薩。

鴨江寺:写真

鴨江寺
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