裾野市: 仙年寺

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概要・歴史・観光・見所
仙年寺(裾野市)概要: 仙年寺の創建は延暦年間(782〜806年)に開かれたのが始まりと伝えられています。当初は真言宗の寺院で愛鷹山中にありましたが、元中元年(1384)、当時の領主葛山惟信が現在地に移し、延文3年(1358)に浄土宗に改宗(文明11年:1479年に文連社隆誉上人光圀大和尚によって浄土宗に改宗開山したとも。)、歴代葛山氏の菩提寺としました。境内背後の山には葛山氏の詰城である葛山城(裾野市指定史跡)がある為、境内のある平地は出城のような役割があったと思われ一見すると城郭のようにも見えます。

葛山氏は藤原惟康の後裔で、鎌倉時代の惟兼の代で当地が与えられ地名から葛山の姓を名乗り御家人としてその地位を固めました。室町時代に入ると将軍家直臣の奉公衆として名を連ねましたが、戦国時代に入ると幕府の衰退と今川家の台頭により今川家に従属するようになり重臣として重用されています。今川家が衰退すると葛山氏も没落し最後の当主は武田信玄の6男信貞を向かえ葛山氏の名跡を継ぎましたが、天正10年(1582)の織田信長の甲州侵攻により武田家が滅亡された際、信貞も甲斐善光寺(山梨県甲府市)で自刃した事で葛山氏も事実上滅亡しています。

葛山城へと続く路の途中には葛山氏歴代の墓域があり中央の五輪塔を中心に小規模の左右8基づつの宝篋印塔と五輪塔が建立され確認できるものとしては康応元年(1389年)明徳3年(1392年)の銘、門扉には武田家の家紋である武田菱が見られます。葛山氏墓地は昭和48年(1973)に裾野市指定史跡に指定されています。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

仙年寺:写真

仙年寺
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