熱海市: 温泉寺

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概要・歴史・観光・見所

温泉寺(熱海市)概要: 清水山温泉寺は静岡県熱海市上宿町に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。温泉寺の創建は後醍醐天皇の忠臣授翁(藤原藤房:京都妙心寺2世、後醍醐天皇の信頼が篤く建武の新政では恩賞方筆頭となった人物)によって開かれたのが始まりとされます。

境内の松は授翁が手植えしたと伝えるもので推定樹齢500年、熱海八景(成島柳北が選定し明治21年:1888年、山本光一によって描かれた熱海の名所:梅園の春暁・來宮の杜鵑・温泉寺の古松・横磯の晩涼・初島の漁火・錦ヶ浦の秋月・魚見埼の帰帆・和田山の暮雪)にも数えられています。

境内前に建立されている唯念名号塔は嘉永5年(1852)に建てられたもので江戸末期に活躍した念佛行者唯念上人(国定忠治の子分だった人物)の書体によるものです。

本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板段付本瓦葺き、平入、桁行7間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、左右に花頭窓付。湯河原地蔵堂は宝形造、銅板葺、桁行4間、梁間4間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。山号:清水山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:如意輪観世音菩薩。

温泉寺:写真

温泉寺境内正面に設けられた自然石の寺号標と山門
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温泉寺山門から見る石段と石垣と石畳 温泉寺本堂を右斜め正面から撮影した画像 温泉寺本堂正面の障子戸と縁側 温泉寺境内に設けられた御堂


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