旧赤松家住宅(磐田市)概要: 旧赤松家住宅は海軍中将男爵赤松則良の邸宅跡です。赤松則良は吉沢雄之進の次男で、旗本だった祖父赤松良則の後を継ぎ赤松姓となり幕末にはオランダ留学を果たしています。明治維新後は静岡藩沼津兵学校陸軍一等教授方、海軍中将、主船寮長官、横須賀造船所長、海軍造船会議議長、佐世保鎮守府の初代長官などを歴任しました。現在の建物は明治25年(1892)頃に建てられたもので、大正14年(1925)に赤松家が東京に移ると、主屋も移され、敷地内には門・塀・土蔵などが残されました。正門は煉瓦造門柱で左右にフランス積煉瓦造の門番所が併設されているもので貴重な事から平成4年(1992)に静岡県指定文化財に、北側の土蔵と南側の土蔵は平成17年(2005)に磐田市指定文化財にそれぞれ指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-磐田市教育委員会文化財課
・ 現地案内板-磐田市教育委員会
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