旧脇本陣(見附宿)概要: 大三河屋新左衛門家は見附宿の旅籠を営んでいましたが 江戸時代後期の文化2年(1805)から脇本陣に指定されました。文化2年3月15日(1805年4月14日)の伊能忠敬による第5次測量の際には宿舎として利用されています。脇本陣は本陣を補う宿泊施設で、本陣が大名などで使用されていた場合は脇本陣がその役割を勤めました。その為、建物の格式が高く、街道から直接座敷に上がれるように御成門が設けられました。大三河屋の門は小規模ながら薬医門形式の格式の高いもので切妻、一間一戸、桟瓦葺、棟瓦の両端には小さいながら鯱が設えられています。平成19年(2007)に現在地に移築復元され貴重な事から磐田市指定文化財に指定されています。
薬医門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-磐田市教育委員会文化財課
|
|