楼門(久能山東照宮)概要: 久能山東照宮楼門は元和3年(1617)に建てられたもので、入母屋、銅瓦葺、三間一戸、楼門形式、下層部両側の外側には随神、内側には狛犬が安置され、上層部には後水尾天皇の筆による「東照大権現」の扁額が掲げられています(別称で勅額御門とも言われています)。構造体は朱色で塗られ、蟇股などの彫刻や上層部の組物などは極彩色で彩られ、金物や瓦の軒先など金を施した意匠になっています。久能山東照宮楼門は江戸時代初期に建てられた楼門建築の遺構として大変貴重な事から昭和30年(1955)6月22日に国指定重要文化財に追加指定されています。
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