宗閑寺(三島市)概要: 東月山宗閑寺は静岡県三島市山中新田に境内を構えている浄土宗の寺院です。宗閑寺の創建は天正18年(1590)に発生した小田原の役で山中城に立て籠もり戦死した間宮康俊の遺女とされるお久の方が戦死者を弔う為、元和6年(1620)に華陽院(静岡県静岡市)3世の了的上人を招いて開山したのが始まりと伝えられています。
宗閑寺境内には豊臣秀吉の側近で山中城攻略の先鋒を勤めた一柳直末や山中城主松田康長、副将の間宮康俊兄弟、箕輪城主(群馬県高崎市)多米長定などの墓碑が並んでいます。宗閑寺本堂は木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺き、平入、桁行2間、張間2間、正面1間向拝付き。山号:東月山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-静岡県教育委員会・三島市教育委員会
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