三島市(歴史)概要: 三島市は古くから伊豆の中心地として栄えた所で、天武天皇9年(680)、駿河国から田方郡と賀茂郡の2郡が独立し伊豆国が立国し国府が現在の三嶋大社付近に設けられました。一宮には三嶋大社が定められ天平13年(741)に聖武天皇の勅願により全国各国に創建された国分寺の建立されました。特に三嶋大社の信仰は歴代朝廷や為政者におよび周辺は門前町として発展、鎌倉時代には平安古道が開削されています。江戸時代に入ると幕府の直轄地となり伊豆国を治める為宝暦9年(1759)まで三島代官所が設置、東海道が開削されると三島宿が設けられ箱根峠を控え下田街道や甲州道と分岐点だったこともあり多くの旅人が宿場町を利用しました。本陣2軒、旅籠74軒。
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