伊豆市: 安楽寺

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概要・歴史・観光・見所
安楽寺(伊豆市)概要: 吉祥山安楽寺は静岡県伊豆市土肥に境内を構えている曹洞宗の寺院です。安楽寺境内に植樹された大クス安楽寺の創建は天智天皇2年(663) 、行基菩薩がこの地を訪れた際、自ら釈迦如来像を彫り込み安置したのが始まりと伝えられています。その後、一時衰退しますが室町時代末期の天文3年(1534)、精賢が再興し寺号を安楽寺に改め、曹洞宗に改宗しています。境内の湧き出る"まぶ湯"は金山採掘中の坑道より突然温泉が湧出したもので、土肥温泉発祥の地とされます。往時は霊験のある温泉として多くの人達が利用し、湯を浴びると病気平癒したと伝える霊湯で、現在では傍らに安置される地蔵に温泉を浴びせると、自ら温泉に入った同じ効用が得られると云われています。

山門前にある安楽寺のクスは推定樹齢1000年、樹高25m、根回り14.2mの巨木で貴重な事から昭和55年(1980)に静岡県指定天然記念物に指定されています。

安楽寺山門は切妻、銅板葺き、一間一戸、薬医門形式、「吉祥山」の山号額が掲げられています。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。伊豆八十八ヶ所霊場八十六番札所(御詠歌:思はずも 瑠璃の岩窟を 訪ねれば 諸人すくう 安楽の寺)。山号:吉祥山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

安楽寺:写真

安楽寺境内正面に設けられた山門と石造寺号標
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安楽寺境内に作庭された庭園と石橋から見える本堂 安楽寺本堂を正面から撮影した写真 安楽寺境内に設けられた石碑と六地蔵 安楽寺の池に浮ぶ中島に設けられた墓碑


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