弁天の湯(伊東市)概要: 弁天の湯は静岡県伊東市湯川に位置しています。 弁天の湯の開湯は貞享2年(1685)、夜、赤く光る処があり、住民が掘り起こしてみると黄金色の龍像が見つかりました。住民は龍像を持ち帰り7日間手を合わせたところ夢枕に弁才天が現れ、龍像は私の化身であるので桃源山の麓にある水の清らかな処に祀ってほしいと告げました。住民は村人達と相談し松月院の住職に頼み御堂を建立し龍像を安置すると、7日後に龍像を見つけた畑から滾々と温泉が湧き出ました。村人達は大変喜び、地名を湯川弁天畑、温泉を弁天の湯と名付け後世まで管理したそうです。泉質は単純泉。効能はリウマチ、神経痛など。又、弁財天は水の農業を司る神である事から入浴すると疲れが取れ英気を養うだけでなく大漁豊作、商売繁昌、家内融和に御利益があると伝えられています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-湯川共同浴場組合
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