大林八幡宮(島田市)概要: 大林八幡宮は静岡県島田市大草に鎮座してる神社です。大林八幡宮の創建は南北朝時代の正平8年(1353)に今川範氏によって勧請されたのが始まりとされます(扁額に今川範氏が創建したとの記載があります)。隣接して範氏の菩提寺である慶寿寺や居城としたとされる今川館があることから、城や寺の鎮守社として創建されたと思われます。
今川氏は清和源氏のひとつ河内源氏の流れを汲む足利氏御一家・吉良家の分家にあたる事から、源氏の氏神である八幡神が今川家の氏神でもあり、篤く信仰されたと思われます。大林八幡宮拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間、外壁は真壁造板張り。本殿は一間社流造、檜皮葺き。
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