少彦名神社(静岡市)概要: 少彦名神社は静岡県静岡市葵区宮ケ崎町、静岡浅間神社の境内に鎮座している神社です。少彦名神社は古くから神仏習合し、薬師如来像と十二神将像が安置され神宮寺薬師社と称していました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が配され、仏像などが臨済寺に移され神部神社境内社少彦名神社となりました。祭神は少彦名命で相殿として神部神社末社14柱を祀っています。
現在の少彦名神社本殿は嘉永3年(1850)に建てられたもので木造平屋建て、入母屋、本瓦風銅板葺、桁行3間、梁間2間、外壁は真壁造黒漆喰仕上げ、木鼻や組物、蟇股(十二支の彫刻)、桁などは極彩色で彩られています。少彦名神社本殿は江戸時代末期に建てられた御堂建築の遺構として大変貴重な存在で国指定重要文化財に指定されています。祭神:少彦名命。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-静岡浅間神社
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